真菌とは?
乾癬など自己免疫疾患に真菌が深く関わっているので、その辺りを解説致します。
まず真菌とはカビ・酵母・キノコなどの仲間です。パンを作るときに使うイースト菌や酵母も真菌です。
イーストに対してのアレルギーがあり、これは一般的にはカンジダ症、イーストコネクションと呼ばれているもので、イースト=酵母の仲間のカンジダ菌が引き起こす症状を言います。
また水虫は白癬菌という、カビが足などに繁殖して起こる皮膚の病気、正式には「白癬」といいます。
ちなみに細菌と真菌は全く違います。
細菌自体の説明は割愛しますが細菌は体の至るところに存在し、腸内細菌には乳酸桿菌、ビフィズス菌、大腸菌…などがあります。
諸説ありますが腸内には約1000兆個もの腸内細菌が存在すると言われています。
また抗菌薬は一般には「細菌」に対してのお薬、抗真菌薬は「真菌」に対してのお薬です。
どちらであっても抗菌薬と呼ぶ医師もいるようです。
カンジダの種類
真菌自体の種類は知られているだけで約7万種と言われておりますが、ここで深く掘り下げるのはカンジダ菌です。
カンジダと名の付く真菌は300種類以上あり、人に対して病原性を発揮するカンジダは少数です。
食の欧米化や様々な添加物等、食環境の多様化によってカンジダ症に悩まされる方がかなり増加しているようですが、その割にカンジダ症についてあまり世間的に認知がされていないように感じます。
カンジダを発症する多くは女性なので、女性の皆様は認知されていらっしゃるかもませんが、男性にはあまり広まっていないように感じます。
カンジダ症
カンジダ症(鵞口瘡)には「表在性カンジダ症」と「深在性カンジダ症」の2種類があり、表在性カンジダ症は皮膚、爪、粘膜に症状が現れるものです。
また深在性カンジダ症は表在性よりも重篤な病態であり、カンジダ菌が全身の臓器・組織へ侵襲するもので、典型的な深在性カンジダ症はカンジダ血症であり、これは真菌感染症の中で最も高い頻度で発生し,死亡率が34%~57%と高いことで知られています。
ちなみに国立健康危機管理研究機構によると、このカンジダ血症は年間1万人前後が発症していると推定されています。
ですので日本の人口1億2000万人とした場合、1万2千人に一人の割合ということになります。
深在性カンジダ症になると高熱、悪寒や寒気、全身倦怠感、食欲不振などになる場合もあり、簡単にカンジダ血症になることはないようですが、だからといって表在性カンジダであっても甘く見てはいけないということだと思います。
他に一般的なところでは口腔カンジダ症、食道カンジダ症、皮膚カンジダ症、腟カンジダ症、陰茎カンジダ症、爪カンジダ症、慢性皮膚粘膜カンジダ症があります。
慢性皮膚粘膜カンジダ症では、乾癬の病変に似た、赤く肥厚して、膿で満たされ、かさぶたを伴う病変が特に鼻と前額部に生じます。
外陰腟カンジダ症、陰茎カンジダ症の原因の9割は「カンジダ・アルビカンス」という名称のカンジダです。
残りは、非アルビカンスとよばれる種類の「カンジダ・グラブラタ」「カンジダ・パラプシローシス」やというカンジダになります。
カンジダは厄介な存在で順応力が高いと言われているので、腟カンジダ症の錠剤が広く普及した事により、市販薬の効きづらい非アルビカンスのカンジダが増えてきているとも言われているようです。
後ほど詳しくご説明していきますが、カンジダは抗真菌薬などお薬を用いた対処は極力控えるべきであると思います。
消化器官や粘膜から
カンジダは性交渉やキスでさえ、人から人へ感染することもありますが、感染をしたからただちにアウトというわけでありません。
なぜならカンジダ菌は普段はおとなしい日和見菌であり、これが異常増殖することが問題であるということです。
カンジダは基本的には消化器管や粘膜から侵入し、全身を巡る全身性感染症で。どういった症状が出るかというと。

口腔カンジダ症は、偽膜性カンジダ症、紅斑性カンジダ症、肥厚性カンジダ症、カンジダ性口角炎などがあります。
口腔カンジダの場合は、上記画像のような舌表面に付着した上皮から剥れた垢である「舌苔」です。
程度によって、その舌に付着する舌苔の量が変わります。

画像引用:https://www.ezoe-clinic.com/
またこれは食道カンジダを発症した画像ですが、舌苔がかなり酷い場合は、食道もこのようにカンジダに浸食されていることが多いようです。

ただ大腸には、このような真菌は確認されることはないとのこと。
これ以外に目や脳、骨、手や皮膚にも感染し、肺といった粘膜が多い組織にも感染が広がり、これが様々な病気を引き起こします。
デリケートゾーン
カンジダ症で多く見られるのがデリケートゾーンです。
腟、陰茎、肛門といった部位で膣カンジダの場合は外陰部や腟にかゆみや灼熱感、排尿障害、おりものの増加、白い分泌液など。
男性の場合は亀頭や冠状溝に赤みや小さな盛り上がり、水ぶくれ、白い苔など。
肛門は男女共に異常な痒みが引き起こされます。
また膀胱付近、腰回りにも痒みであったり、蕁麻疹が出ることも少なくありません。
カンジダは基本的には夜間に活動が活発になるので、日中は特に痒みがなくても、夜間になると急激に痒みが襲ってくることが多いです。酷い場合はその痒みで中途覚醒するほどです。
カンジダは前述しましたように全身性感染症ですから、デリケートゾーンの症状が出なくなったからといって一件落着と思わずに、症状が出ていなくても全身に広がっている可能性があることは頭の隅に置いておく必要があり、カンジダ症は抜かりなくしっかり対策をするべきものです。
カンジダの毒素
カンジダが直接的に乾癬を引き起こすわけではありません。
カンジダは誰もが有している常在菌であり、普段はおとなしい日和見菌です。
ただ異常増殖をした時にカンジダが放出する毒素が人体に毒だから問題視しているわけです。
ちなみにカンジダが異常増殖するのは「免疫力低下」「抗生物質の使用」「胃酸分泌抑制薬の使用」「甘い食べ物・飲料」「避妊薬ピルの使用」が主な原因と言われています。
普段おとなしいカンジダ菌が免疫力が弱ることで相対的に強くなり悪玉菌と化すわけですが、そうであるなら悪玉化しない為に、普段から乳酸菌など善玉菌の食事、サプリを服用しておくことの重要性がここにあります。
また抗生物質は問答無用で腸内の善玉、悪玉菌を殺菌して焼け野原にしてしまいます。
胃酸分泌抑制薬、いわゆる胃酸の分泌を抑える胃腸薬は「ガスター」「太田胃散」「タケプロン」「パンシロン」などがありますが、こういった胃酸を抑える薬は、薬で胃酸を抑えてしまうと食べ物が未消化のまま、腸に食べた物が移動していきます。
胃酸は強い酸性で、殺菌効果により病原菌や悪玉菌の増殖を抑えてくれる働きがあるので、胃酸を抑えてしまうことで腸内に悪玉菌が増加しやすくなります。
乾癬など自己免疫疾患は食べたものを未消化にしたままにすることで腸壁から免疫異常を引き起こす物質が流れ込み、それが悪さをして皮膚症状として現れます。
ですから消化酵素のサプリを摂りましょう、大根おろしなど食物酵素を積極的に摂りましょうと述べてきましたが、胃酸抑制はこの未消化物を生み出しやすいので、どうしても服用する必要がある以外は避けるべきものです。
日本人は胃酸過多の人は非常に少ないと言われており、胃酸不足にも関わらず、胃酸過多と誤診する医師が決して少ない比率で存在していると、どこかの書籍で読みました。
胃酸対策は乾癬などの自己免疫疾患においても重要ですので、塩酸ベタインなどのサプリを摂ったり、梅干しなど酸性食品を摂るのも良いでしょう。
他にカンジダ増殖の原因としては糖尿病、ホルモン補充療法、妊娠中の女性、ステロイドの使用などがあります。
今まで皮膚科は安易にステロイドを処方し続けてきましたし、全くアップデートしてない皮膚科医は、現在も相変わらずステロイドを処方し続けていると思いますが、ステロイドの使用が免疫低下を引き起こし、それがカンジダを異常増殖させる要因となり…という風にいつまでも抜け出せない魔の悪循環を堂々と標準治療として行ってきましたが、一日も早くこの負のスパイラルに気付く患者さん、医師が増えることを望みます。
もちろんステロイドは短期的な使用であれば非常に有効なお薬なので、それで救われた人が多いのは事実です。
しかし完治する見込みがないのに長期的に当たり前のように処方するのは決して医療ではないと個人的に考えています。
カンジダの悪性度

画像引用:https://www.maniwaclinic.com/
カンジダは普段は日和見菌としておとなしいわけですが、消化管がアルカリ環境(pH7以上)になると菌糸となり、身体の組織、粘膜に侵入しようとして、有害な化学物質を全身に放出するわけです。また余談ですが人間の皮膚のpH値の平均は5.2の弱酸性。膣内のpH値は3.5~4.2でほどです。

画像引用:https://www.maniwaclinic.com/
話を戻しますが、上画のように菌糸化すると腸上皮を貫通し、腸はリーキーガット状態に陥ってしまいます。

こういった事から食生活に気をつけて、シンバイオティクスを行うことが消化管環境がアルカリ性になるのを防ぐことが大切ということです。
未消化物が増えてもアルカリ化、弱酸性である乳酸菌がいなくなってしまうのもアルカリ化です。

ちなみに大腸の中に善玉菌が多いと腸内は酸性に傾き、健康な黄褐色に。悪玉菌が増えると、腸内はアルカリ性に傾き、黒っぽい焦げ茶色になります。
カンジダとバイオフィルム
カンジダ症が非常に手ごわいとされる理由はこのバイオフィルムといっても良いでしょう。
バイオフィルムというのは微生物(ここではカンジダ菌)が形成する保護バリアのような構造体のことで、住処、アジトと言えるものです。

上図の一番左がカンジダがまだおとなしい酵母の状態です。それが攻撃性が増す菌糸となり、その菌糸の周りを膜が覆います、これがバイオフィルムですが、このバイオフィルムというバリアを張り、ここに多糖類であったり、アマルガムなどの水銀(重金属)を保持することで、強固な悪しき組織が作り上げられるわけです。
さらにそれだけではなく、そのバイオフィルムが分散して他の基質に定着しまい、どんどん悪玉勢力を拡大させてしまうという恐ろしい性質を持っているのです。
またカンジダといった真菌には抗真菌薬を用いられる場合がありますが、そういったお薬に耐性を持ってしまい、全く効かないということさえ起こってしまい、ある研究では耐性ができた際に抗真菌薬を服用してしまうと、余計にバイオフィルムの形成を促してしまうという研究結果もありました。
さらに後ほど触れますが、ブドウ糖(グルコース)はカンジダ菌の抗真菌薬の耐性をアップさせてしまいます。
ですからカンジダが発症している方がブドウ糖、乳糖などの乳製品、小麦食品などを継続的に摂取していると、ますますバイオフィルムは強固になり、抗真菌薬の効きも悪くしてしまいます。
口腔内のバイオフィルム

また歯周病の直接の原因は歯垢、つまりバイオフィルムです。歯と歯肉の境目に浅い溝があり、そこに溜まった歯垢中の細菌が歯周病の原因になります。
歯や口腔内を清潔に保つことの重要性は今さら言うことではありませんが、口腔内から様々な病気を引き起こします。

ロート製薬には「ピカ」という入れ歯洗浄剤が販売されておりますが、これはカンジダ溶菌酵素配合の製品です。
水道水にピカの溶剤を入れ、その中に入れ歯を約1時間ほど浸けておくとカンジダ菌が分解されて、入れ歯がキレイになるようです。
ただしこれはあくまで入れ歯のつけ置きの為の製品で、口の中にピカを入れるなどの使用は認められておりません。
商品の詳細については以下公式サイトです。お値段は880円程度。
https://jp.rohto.com/
唾液
唾液には自浄作用、殺菌作用がありますが、水分の摂取量が少ないと、唾液の分泌量が減ってしまいます。
また銀歯を除去したり、虫歯治療で詰め物を入れたり、差し歯をしたりと、本来の自然の歯が減るほどに口が乾燥しやすくなり、これが口腔内の乾燥を引き起こしやすくなります。
ですので水分補給や咀嚼をしっかり行うことで意識的に唾液を分泌させましょう。
更年期の女性は、女性ホルモンの分泌が減少と共に、唾液の分泌量しますので、より注意が必要です。
カンジダの毒素
カンジダの主な産生物は以下の四つ。
・アセトアルデヒト
・3-オキソグルタル酸
・アンモニア
・アラビノース
アセトアルデヒト
アセトアルデヒドはお酒を飲んだ際に発生する有害物質で、体内の「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」によって分解されます。
ALDHにはアルデヒドが低濃度のときに働く「ALDH2」と、高濃度にならないと機能しない「ALDH1」が存在します。
「ALDH2」の活性が弱かったり欠けていると、アセトアルデヒドが貯まりやすく、「お酒に弱い体質」になります。
この強い弱いは、カンジダによるアセトアルデヒトの毒素分解にも同じ理屈が言えます。
また日本人の約44%は、ALDH2を持たないか、その働きが弱くアセトアルデヒドが溜まりやすいと言われており、カンジダ症が酷くなると、体の分解能力以上のアセトアルデヒトによって、様々な不調、病気を引き起こしてしまいます。
ですから、カンジダというのは非常に厄介で真剣に対策をすべきものなのです。
アセトアルデヒトと二日酔い
アセトアルデヒトは肝臓内のALDHにより、酢酸へと分解されます。この酢酸は血液により全身を巡り、水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外へ排出されます。
ALDHはニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)から作られナイアシンを材料としていますが、これがナイアシンが二日酔いに効くと言われる理由です。
ですのでお酒を飲む前に二日酔い対策としてナイアシンを摂る方もいらっしゃるようです。
有機酸検査(3-オキソグルタル酸・アラビノース)


尿中有機酸検査という保険適用外の検査がありますが、これは尿中の有機酸を測定する事により腸管カンジダ症の診断を行うものですが、この検査においてイーストの代謝物といわれる「3-オキソグルタル酸」や「アラビノース」の数値が標準値よりも高く検出され、消化器系カンジダの代謝、あるいは腸内でカンジダが増えている状態を知ることができます。
アラビノースはAGEs(終末糖化産物)を形成させ、老化と密接に関わっており、糖尿病の合併症の原因の一つ。
また骨粗鬆症、動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)、がん、アルツハイマー病(認知症)など様々な病気の原因となるものです。
アラビノースの数値は一日の中で大きく変動しているものなので、この一点だけを捉えた検査結果だけを見ても、どれほど重症なのか分かりませんが、決して意味のない指標ではなく、少しでも高値であれば、他の指標と突き合わせてカンジダ感染と判断をしても良いでしょう。
酒石酸

カンジダ症になると慢性的な疲労を感じる方が多いですが、それは酒石酸の影響によるかもしれません。
我々が活動する為のエネルギーを産生するTCA回路の代謝産物の中にリンゴ酸があり、カンジダによって発生した多量の酒石酸がリンゴ酸を阻害してしまうことでエネルギー不足となり、疲れやすかったり、元気が出ないといった状態になる場合があります。
TCA回路について詳しく述べるとものすごく長くなるので割愛しますが、この回路が正常にぐるぐる動くことで活動エネルギーがしっかり作られ、逆に回路が正常に働かないと疲れやすくなるといった感じです。
うつ・パニック障害とカンジダ
カンジダ症となり、体内に多くのカンジダ菌が浸食すると、血糖値の安定性が失われることで機能性低血糖症を引き起こし、これが鬱病、パニック障害となり精神的な不安定さを生み出しています。
精神科も症状の悪化を防ぐという対症療法の意味合いとしては良いかもしれませんが、完治を果たすという目的においては何ともいえない診療科であり、実際的に精神疾患の中でも心因性のみのケースはかなり数が少なく、ほぼこういった肉体的、生理的なものが主因です。
先ほどアラビノースについて触れましたが、自閉症のほとんどの方が腸内環境が悪く、カンジダはもちろん、アラビノースの濃度が健常者に比べて、何倍、何十倍も高かったというデータが複数あります。
自閉症には種類もあり、全てがカンジダで話がつくとは思いませんが、精神科のお薬のみで対処すべきものではないのは明白です。
またカンジダ菌は鉄タンパク質から鉄を奪うわけですが、一般的な血液検査項目になるヘモグロビンではなく、貯蔵鉄である「フェリチン」から鉄を奪います。
このフェリチンが体から奪われることで、精神的な不安定もたらし、前述した機能性低血糖症であったり、一般的に言われる鬱病と誤診されることが多いのです。
女性の精神的安定にはフェリチン値の安定が欠かせません。ですから精神的な症状がある場合はフェリチン値の検査をお近くの病院でされることをおすすめします。
カンジダとブドウ糖・ショ糖・食品
カンジダが増える原因として大きいのは糖質の摂取です。
最もカンジダが好むのがブドウ糖(グルコース)と言われており、食べ物自体にブドウ糖を含むハチミツやラムネといったものと、穀類などの分解されるとブドウ糖になるものがあります。
スポーツドリンクなどに含まれている果糖ブドウ糖液糖やラムネといったブドウ糖の含有量の多いものは控えるべきでしょう。
糖質が体に吸収されるには「単糖」まで分解される必要があるので、砂糖やご飯も最終的には一部がブドウ糖になります。
ブドウ糖は生きていく上で必要なものですので最低限は摂るべきですが、このグルコースはカンジダ菌をおとなしい酵母から攻撃性が増す菌糸へと変化させるもので、極力控えた方が良いです。
またショ糖(スクロース)は砂糖、チョコレート、ケーキ、、アイスクリームといったものに含まれており、場合によってはブドウ糖・果糖も含むカンジダが好む糖質です。
それ以外にカンジダ感染をした場合に控えるべきは小麦食品、乳製品、カフェイン飲料、アルコール、人工甘味料、植物油に含まれているリノール酸。
自身のアレルギー食品、加工食品、マグロ、カツオといった大型魚など。
なぜ大型魚がNGかというと、水銀を保有しているからです。カンジダにとって水銀は大切な材料となるので、魚を食べたい場合は小魚などが推奨されています。
他にはキノコ類は真菌に属する微生物であり、納豆や麹といった発酵食品も普段の摂取は推奨されますが、カンジダ異常増殖の際は過度に摂らないように注意が必要です。
レバーや牛肉も鉄分が豊富でカンジダは鉄分が好物ですので、一切食べなくする必要はないと思いますが控えた方が良いのは確かです。
このように挙げると食べるものがないではないか…と感じるのは無理もないわけですが、この全てを避けるというのは実質不可能なので、ブドウ糖(グルコース)、ショ糖(スクロース)は最低限控えるべきと思いますし、どの程度のリーキーガットがあるか、カンジダ症を持っているかも個々で異なるので、食べ物について、ここではこの程度の取り扱いに留めます。
カンジダのお薬(内服・外用)
カンジダのお薬については以下ご参照下さい。市販薬についてはご自身で検索したりAIに聞いてください。
抗真菌薬一覧と真菌の種類(管理薬剤師.com)
抗真菌薬は使い方によっては耐性を持ってしまいますが、全く有用性がないということでもありません。
抗真菌薬の効きを良くするのも悪くするのも、先ほど述べた品目の摂取の有無が関係してきます。
食事制限をしなくても抗真菌薬で治るなどと思わない方が良いです。
冒頭で膣カンジダであろうと腸カンジダ、口腔カンジダであろうと抗真菌薬などお薬を用いた対処は極力控えるべきでだと述べましたが、その理由は耐性を持ってしまうから。
最初の頃はよく効くかもしれませんが、再発を繰り返し、その都度に使えば使うほど、あまり効かなくなり、耐性菌は本当に怖いからです。
そして耐性以外の理由というのはカンジダはあくまで常在菌です。
0にできるわけではありませんし、0を目指すものではないからです。
異常増殖している部分のみを都合よく殺菌しようとするわけですが、免疫低下やリーキーガットを引き起こしていれば悪玉菌が増える状況にあり、仮に一時的にお薬で減菌できたとしても、容易にカンジダが増えるわけですからカンジダにお薬だけで対処することが賢明であるはずがありません。
お薬はすぐに効き目を発揮してくれるものなので、食生活や生活習慣を無視して困ったらお薬に過度に頼る…というのがお薬がもたらした弊害の部分と言えますし、日本は安易に抗生物質を処方してきましたし、良かれと思って世界の歯科医はアマルガム(水銀)も使用してきましたが、危険性がこうやって次々露呈されてきています。
医学は絶対ではなく、精神疾患にしても、ガンにしても仮説は覆ることが多いので、自分自身が先入観を持たずに様々な情報にアクセスしてブラッシュアップしていく必要性を感じずにはいられません。
健康の基本は食生活や生活習慣の改善であり、特に自己免疫疾患を持っている層においてはお薬による胃腸へのダメージは大きくなりがちです。
ですので、なるべくお薬を必要としない生活全般、自己管理が求められますがストレス時代でもあるので、なかなか難しい面があるのは仕方ないと思います。
目次
①乾癬の主な原因
②胃腸の対策
③消化酵素サプリと塩酸ベタイン
④ピロリ菌と自己免疫疾患
⑤アマルガムは想像以上に悪影響
⑥リーキーガット症候群と腸内環境①
⑦リーキーガット症候群と腸内環境②
⑧重度の場合は解毒が必要かもしれません
⑨自己免疫疾患における最終的なゴール
⑩消化吸収の有用な対策
⑪カンジダの基礎知識とバイオフィルム等の対策
⑫カンジダ除菌とダイオフ
⑬有害重金属の検査とデトックス・キレーション

