乾癬の完治の為に食生活改善をすることは必須でありますが、体の広範囲に症状が出ていたり、重度に分類される方は食生活の改善だけでは改善が難しい場合があります。
有害重金属や化学物質の蓄積
自己免疫疾患を引き起こしているということは間違いなく体のどこかに炎症を引き起こしている箇所があり、その炎症を取り除く為には食生活を改善し、免疫を司る腸をしっかり善玉菌優位にして正常な状態にする必要があります。
食生活を改善していくことで細胞は生まれ変わっているわけなので時間の経過と共に症状が緩和されていくのが一般的ですが、しかし人によっては体内に重金属や化学物質の蓄積があることで、なかなか症状の緩和に向かわないケースがあります。
有害重金属の種類

有害重金属には代表的なものに水銀、鉛、ヒ素、アルミニウム、カドミウムなどがありますが、このブログでも触れましたがアマルガム(銀歯)は水銀およそ50%、銀35%、スズ9%、銅6%、少量の亜鉛からなる「無機水銀」などの金属でできた合金です。
水俣病の原因になった有機水銀(メチル水銀)とは異なりますが、こういった水銀が体に悪さをしていくことが徐々に明らかになってきました。
また水銀はマグロなどの魚にも含まれており、そこだけを見ると摂取すべきでないとなりますが、魚はDHAやEPAといった良い油として摂取を推奨されており、どこまで気にするべきかは個々の判断に任せるしかありません。
あまり事細かに有害金属が生活の中にどれくらい入り込んでいるか書き過ぎると、生活がしづらくなる懸念があるので控えますが、微量であっても長年の蓄積であったり、自分はあまりそうでなくて親からの遺伝による曝露も当然あり得ます。
また工場の近くや交通量の多い道路に隣接しているところに住んでいたりすると、環境汚染物質を知らず知らずの内に吸い込んでいます。
これも微量なので気にし過ぎるのも良くないですが、ただ期間が長いとなると蓄積量、影響度も少しは気にしなくてはならないかもしれません。
ちなみに子どもの喘息は都市部の方が断然多いデータが存在します。
こういった有害重金属や化学物質が体にどれくらい蓄積されているかは重金属検査で調べることができます。ですから気になる方は検査を受けられても良いかもしれません。
あくまで原因の一つである可能性
お話を進める上で大前提として、重度の方は間違いなく有害重金属が体に蓄積されているということではないので誤解しないようお願い致します。
乾癬発症の原因は様々あり、その数ある中の一つに有害重金属によって重度となっている方がいらっしゃるということです。
有害重金属の蓄積量にもよりますし、同じ蓄積量でも体のどこにも異常がないケースもあれば、体のどの箇所にどのように、どの程度の症状が出るかも人それぞれです。
アマルガム(水銀)も銀歯がある方全てが自己免疫疾患になるわけではありません。
ではなぜこうやって掘り下げているかというと改善の為の選択肢として知っておかないと、全く見当違いのことをいつまでもやり続ける懸念があるからです。
重金属の解毒
仮に重金属が体内に蓄積されている、もしくはそう思っている方が解毒というデトックスをする為に必要はことは、まず不溶性食物繊維を摂ることです。
食品に含まれる食物繊維量一覧は以下をご参照下さい。
https://www.otsuka.co.jp/
ただ不溶性食物繊維ばかり摂っていると便秘になる場合もあるので、前のページ述べたように善玉菌を増やす為の水溶性食物繊維とバランスよく摂取してください。
グルタチオン点滴

体内の重金属の解毒といえばグルタチオン点滴です。
グルタチオンは体内に元々存在しているグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したペプチドという化合物です。
体内の中のほとんどの細胞に存在しており、生命を維持するために欠かせない成分ですが加齢とともに減少していきます。
グルタチオンのサプリが販売されていますが胃腸ではほとんど体内に吸収されないため、飲んでもあまり意味がないので購入されない方が良いです。
グルタチオンは点滴で投与するのが一般的であり、経口摂取では到底得られない血中濃度を実現することで解毒に有効に働くので点滴一択です。
グルタチオンの働きはたくさんあり、抗酸化作用や美白などのアンチエイジング目的でも利用されていますが優れた解毒作用があり、体内に蓄積した重金属を排出してくれることは広く知られています。
一回受ければ解毒が完了するか否かは曝露量にもよりますが、一般的に週一程度を数回受けるものです。
目次
①乾癬の主な原因
②胃腸の対策
③消化酵素サプリと塩酸ベタイン
④ピロリ菌と自己免疫疾患
⑤アマルガムは想像以上に悪影響
⑥リーキーガット症候群と腸内環境①
⑦リーキーガット症候群と腸内環境②
⑧重度の場合は解毒が必要かもしれません
⑨自己免疫疾患における最終的なゴール
➉消化吸収の有用な対策
⑪カンジダの基礎知識とバイオフィルム等の対策
⑫カンジダ除菌とダイオフ
⑬有害重金属の検査とデトックス・キレーション

