※記事全体の構成につながりやまとまりがありませんが時間がある時にこういう記事を作成しているのでご容赦下さい。
腸もれ症候群
リーキーガット症候群というのは腸もれ症候群とも言われています。
本来は食べた物は胃や腸で消化され、腸に到着する頃には消化酵素によって、小さな分子となり腸の壁を通過して、体内に入ることができます。
しかしリーキーガット症候群になると、下記の図のように小さな分子だけでなく、大きな分子であったり未消化の食品、細菌といった様々な有害物質も腸壁をすり抜けて血管内に侵入してしまうのです。
そしてその結果、そういった有害な異物が免疫を狂わせて、慢性的な炎症を引き起こし、乾癬やアトピーだけでなく、パニック障害やADHDなどの精神疾患、さらに低血糖、副腎疲労、関節炎やリュウマチも誘発してしまうのです。
さらにそういった有害物質は肝臓で炎症を引き起こしてしまいます。


上記の「正常な腸粘膜」の画像をご覧いただくと、上皮細胞の間に隙間がありませんが、「リーキーガット症候群の粘膜細胞」の画像を見ると上皮細胞に隙間があるのがお分かり頂けるかと思います。
この隙間から異物や有害物質が血管へと流れ、様々な自己免疫疾患の症状につながります。
体に栄養が行き届く仕組みというのは血管を通して栄養が隅々まで運ばれるわけですから、この血管に毒素や異物が混入しているとどうなるか容易に想像がつきます。
余談ですが、この上皮細胞の間を「タイトジャンクション」と言い、下図にあるように皮膚にもタイトジャンクションがありますが、きちんと隙間なく密接にくっついているから有害な物質が皮膚の内部に入り込まないように守ってくれているのです。

乾癬患者とリーキーガット
リーキーガットになる原因は全て解明されていませんが、我々のような乾癬を患う患者は腸壁が薄かったり弱い傾向にあったり、元々は弱くはなかったけれども、加齢や慢性的ストレス、飲酒、喫煙、抗生物質、また長年の腸を荒らす食生活によって弱くなってしまったものと考えられます。
異物混入と免責細胞
リーキーガット状態となり、腸に異物が混入すると免責細胞は抗体を作って異物の排除に動くわけですが、これが免疫反応です。
この免疫反応によって体内に炎症が起こり、炎症を引き起こすと常に体は戦っているわけなので免疫反応が過剰となり、これが慢性化することで自己免疫疾患を引き起こします。
乾癬やアトピーといった自己免疫疾患として症状が出ている方は1人の例外なくもなく体内のどこかに炎症を引き起こしています。
そして自己免疫疾患を引き起こしてしまうと、腸はさらに炎症ダメージを受ける傾向にあり、リーキーガットをさらに悪化させてしまいます。
どんどん症状が悪化していく方は、このリーキーガットを理解されていないので食生活をさほど変えることなく、どんどん腸の隙間から毒素を体内に送り込んでいるので当然範囲が広がったり、重症度は増していきます。
アレルギー反応と腸の炎症

腸の隙間から血管内に侵入した未消化の食品は免責細胞から異物と認識されるわけですが、一旦免責細胞が異物と認識すると次回から身体はその食品を異物としてアレルギー反応を引き起こします。
このアレルギー反応が原因で腸壁が炎症を起こし、リーキーガットになることもあります。
アレルギーとリーキーガットの関係はリーキーガットが起こることによってアレルギーになるのかなど、どちらが先でどの程度というのはまだ解明されていない部分がありますが、腸内環境を整えることでアレルギーが出にくくなるのは間違いありませんし、食生活に気を付ける必要があるのは確かです。
アレルギーとなる食品は個々に異なるので、アレルギーとなる食物はきちんと検査するなどして、摂取しないことを心掛けてください。
リーキーガットの原因
リーキーガットを引き起こす原因は様々あります。
| 偏った食生活 | 鎮痛剤 |
| ステロイドの行き過ぎた使用 | 抗生物質 |
| カフェイン | 喫煙 |
| 飲酒 | 甘いジュース |
| お菓子やスイーツ | ストレス |
| 抗がん剤 | 胃酸や消化酵素の不足による消化不良 |
| 食品アレルギー | – |
くれぐれも言っておきますが、どうしても抗生剤など内服薬を飲まなくてはいけなかったり、食生活というのは0か100まではないので、上記で挙げたものを少しでも摂るのはNGと言っているわけではありません。
またカフェインや喫煙、飲酒というのもカフェインやアルコールがどれくらい体に悪さをするのかは個人差があるので、それは個々の判断ということになります。
ただ一般的に腸を荒らす、腸に刺激を与えるものを挙げさせていただきました。
ゾヌリンとグルテン

引用:https://www.macrophi.co.jp/
腸漏れを調節しているのは、ゾヌリンというタンパク質で本来は腸の感染から生体を保護し、腸の細胞と細胞のつながりであるタイトジャンクションをゾヌリンが調節しています。
このゾヌリンの過度な増加は腸壁の調節機能を狂わせ、リーキーガット症候群を引き起こしてしまいます。
グルテンとは?

グルテンフリーといった言葉をよく目にするようになりましたが、そもそもグルテンというのは小麦に含まれるグルテニンとグリアジンの2種類のタンパク質に水を加えて出来た物質を言います。
このグルテンが含まれている食べ物はパン類やパスタ、ラーメンといった麺類、たこ焼き、ピザ、揚げ物、スナック菓子、種類によりますがビールであったり、食生活の多くの範囲にグルテンが使用されています。
腸内環境を悪化させるのは粘性のある「グリアジン」と言われています。
グルテンの摂取をやめるとなぜ乾癬の症状が改善されていくのか?
食生活の改善によって乾癬の症状が軽減したり、完治している方に共通して見られるのが小麦(グルテン)の摂取を控えるようになったという事実です。
なぜグルテンの摂取を控えると症状が改善していくかはリーキーガットという腸漏れが改善されていくからです。

引用:https://www.miyamotocl.com/
先ほどゾヌリンの過度な増加は腸壁の調節機能を狂わせると述べましたが、その引き金となるのがグルテンであり、グルテンがタイトジャンクションを広げてしまうから症状がハッキリと出てしまうのです。
ですから乾癬の根治をする為にはこのグルテン摂取を控えることは必須の対策と言えます。
こう書くと一生グルテンを摂取できないのか?となりますが、決してそうではありません。
根本からの体の健康を考えればグルテンの食事は控えた方が良いのは確かですが、リーキーガットという腸漏れ状態を修復し、腸内環境を万全な状態にしていれば、少しグルテンを摂ったくらいで乾癬の症状は出ません。
ですから、まずは最低一か月程度はグルテンの摂取を控える生活を行って、タイトジャンクションを修復することに努めてください。
リーキーガット検査
自分はリーキーガットなのか否かを知る為の検査が色々とクリニックで提供されておりますが、保険適用がありません。
またその検査の信頼度も正直微妙なものも多く、自分がリーキーガットと判明したからといって結局は食事の改善をする必要があり、そういった検査にお金を費やすくらいなら腸内環境を整える乳酸菌や/ビフィズス菌、酪酸菌のサプリを買ったほうが有益です。
ですのでリーキーガット検査について詳しく知りたい方はご自身でお調べになってください。
目次
①乾癬の主な原因
②胃腸の対策
③消化酵素サプリと塩酸ベタイン
④ピロリ菌と自己免疫疾患
⑤アマルガムは想像以上に悪影響
⑥リーキーガット症候群と腸内環境①
⑦リーキーガット症候群と腸内環境②
⑧重度の場合は解毒が必要かもしれません
⑨自己免疫疾患における最終的なゴール
➉消化吸収の有用な対策
⑪カンジダの基礎知識とバイオフィルム等の対策
⑫カンジダ除菌とダイオフ
⑬有害重金属の検査とデトックス・キレーション

